2007年 07月 02日
命の火が消えた。
キレイな緑色をした小さな鳥が私の目の前で死んだ。
建物2階の大きな窓ガラス。
体の何十倍もの大きさのそのガラスは小鳥には見えなかったようだ。
血と羽。
クチバシだけが僅かに動いている小鳥がテラスに横たわっていた。
徐々に呼吸が浅くなる。
数分もしないうちに小鳥は大きく口を開け、寝返りをした。
それからもう動くことはなかった。
空を自由に飛ぶ鳥たちに本来あるはずもない見えない壁。
壁の中に居る者は瞬きもせず最期を見送った。
それしかできなかった。
キレイな緑色をした小さな鳥が私の目の前で死んだ。
建物2階の大きな窓ガラス。
体の何十倍もの大きさのそのガラスは小鳥には見えなかったようだ。
血と羽。
クチバシだけが僅かに動いている小鳥がテラスに横たわっていた。
徐々に呼吸が浅くなる。
数分もしないうちに小鳥は大きく口を開け、寝返りをした。
それからもう動くことはなかった。
空を自由に飛ぶ鳥たちに本来あるはずもない見えない壁。
壁の中に居る者は瞬きもせず最期を見送った。
それしかできなかった。
by cheerful-climber
| 2007-07-02 14:12